メディア管理人が教える、自社メディアを急速かつ確実に成長させる方法

メディア管理人が教える、自社メディアを急速かつ確実に成長させる方法
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ネットショップでも、BtoBのサービスサイトでも、今後自社メディアを持ち、販売促進に活かしていく流れはますます大きくなるだろう。弊社でも現在、複数の業界で複数の媒体を運営しているので、そこで実際にアクセスアップに役だった手法を共有しようと思う。実践していただけば、必ずアクセスアップに繋がるはずだ。

ライターの運用体制

複数のライターで運用しよう

ライターが一人だと、記事の広がりに乏しくなるし、スピード感も出ない。できれば複数人のライターで運用して、どんどん記事を追加していこう。

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いろんな考え方の人がいたほうがブログに深みが出る。

社外ライターに依頼しよう

ライターは何も社内だけで探す必要はない。むしろ、社内のスタッフだと、最初はメディアに対してのモチベーションが低く、日常業務の「おまけ」でしかライティングができず、2週間、3週間と経つうちにほとんど更新しなくなるケースも多い。Lancersなどでライターを募集したり、自社メディア内にライター募集コンテンツを作って社外のライターさんと協業していこう。

拡散力のある人に書いてもらおう

アクセスを集めるにあたって、ライターの「拡散力」は大きな要素だ。TwitterやFacebookで拡散力がある人がライターに加わってくれれば、メディア立ち上げ当初からアクセスを集めることができる。

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ライターの拡散力は運営初期からずっと重要になってくる

ブログを持っている人だと被リンクも望める…かも

ライターさんの中には、自分の個人ブログを持っている人も多い。そういった人は、そのブログでも自分が書いた記事を紹介してくれることがある。そういった自然な被リンクが増えると、自社メディアのSEOの基礎力が上がっていくため、とても望ましい。ブログを持っている人に依頼ができたら、そちらで紹介してくれるように頼んでみるといいだろう。

「ライター募集ページ」は必須

ライター募集」ページを用意しておくと、ライターさんからの応募が定期的に来るだろう。自分で情報を探して応募してくるだけあって、とても意欲的な人が多いので、ぜひ協力してもらいたい。ライターさんがライター募集ページを見つけてくるのはほとんどが検索エンジン経由で、「自分の得意分野+ライター募集」といった検索をしてくることが多いはずだ。たとえば「お酒 ライター募集」や「プログラマー ライター募集」のような形だ。ライター募集のほか、「ブロガー募集」といったキーワードも入れておくといいかもしれない。

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ライターさんは、一緒にメディアを盛り上げる貴重な存在

記事は定期的に追加しよう

記事を追加することは、SEOにとってプラスに働く。そのため、基本的には記事を追加すればするほどアクセス数は上がっていく。もちろん、ただ追加するだけで中身が全くないのではいけないが、それでも追加しないよりはマシかもしれない。

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あるウェブサイトの検索エンジンからのアクセス数(週単位)
毎月15~30記事くらいのペースで記事を追加。

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上記のウェブサイトよりはだいぶアクセス数が落ちるが、
それでも検索エンジンからのアクセスは右肩上がり。
毎月5~10記事くらいのペースで記事を追加。

とにかくタイトルに時間をかける

シェアされる記事を作るには、とにかくタイトルに時間をかけよう。タイトルの中に「感情を揺さぶる」フックを1つ付けることを忘れないようにしよう。感情を揺さぶるフックは、たとえば下記のようなものがある。

感情を揺さぶるフック事例

  • 危機感を煽る
    例:Twitterを1日15分以上する人が出世できない科学的な理由
    例:Webの専門家は結婚ができない?現役OLに聞いてみた
    ターゲットが明確(Twitterをある程度使う人、Webの専門家)で、その人たちが反応しやすいタイトルになっている。
  • タイトルだけでユーザーの声を代弁する
    例:【知ってた!】今の若者の生活が苦しいのは高齢者の年金のせいだった
    例:バブル世代の管理職がいなくなれば会社が確実に良くなる件
    Twitterなどでは、タイトルに共感してもらえれば本文を読まれなくてもシェアしてもらえる可能性が高い。
  • あるあるネタでユーザーの共感を呼ぶ
    例:「ホームページ作ってほしい(1万円で)」と言われたときの秀逸な返し集
    例:上司が今度は「ブランディングだ!」と言い始めて詰んだ
    あるあるネタはユーザーに「ツッコミ」を入れてもらう余地が出るため、非常にシェアされやすい。
  • 新しい情報であることを明示する
    例:あなたがまだ知らない、日本未上陸のウェブサービス15選
    例:2015年にアメリカで最初に話題になったブランディングメソッド
    こういった内容も、とにかく「新しい」ことに価値があるため、即座にシェアされやすい。

他にもあるだろうが、弊社ではこういった点に気を付けながらメディアのタイトル付けを行っている。

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記事タイトルのどこかに「隙」を作ろう

実際にシェアされているタイトルから学ぶ

実際にどんなテーマ、タイトルが共有されているのか学ぶことは、自社媒体のタイトル付け、テーマ決めにおいてとても勉強になる。(1)はてなブックマークでキーワード検索を行い、(2)サイト左側からブックマーク数で絞り込みを行うと、一定数以上、はてブされている記事を探すことができる。

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時事ネタ、有名人をテーマにする

時事ネタや有名人なども共有されやすいテーマだ。どちらかと言うと、「これ(この人)はすごい!」という絶賛記事よりも、斜めから批判したほうが拡散されやすいようだ。しかしこれは本人の耳に届く可能性も高いので、バランス感覚が難しい。実際の例を挙げてみよう。

ちきりんは何故これほどまで必死なのか

上記の記事は非常にうまい。タイトルだけ見ると、批判的な内容なのかと思いきや、本文を読むとまったくそんなことはない(勉強になるのでご一読されるとよろしいかと)。
その他、ブラック企業や労働基準法の問題(最近だとマクドナルドやたかの友梨など)を話題にすると拡散される可能性は高まるが、こういった内容を自社メディアで行うことはリスクが高すぎるだろう。あくまでもポジティブにしつつ、拡散される方法を考えていく必要がある。

SNSでの拡散を重視する

SEOでアクセスを集めるのはどうしても時間がかかる。媒体をリリースした直後からある程度アクセスを集めたいと思ったら、TwitterやFacebookで拡散されることを狙っていく必要がある。

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勢いがつくと、人が人を呼んでくれる

リアル人脈に拡散のお願いをする

普段からコミュニケーションを取っている人たちに、拡散をお願いしよう。よほどおかしな内容でなければ、ほとんどの人は快諾してくれるはず。
もちろん、従業員やライターさんなど、媒体に直接かかわる人たちには積極的に拡散してもらおう。

タイミングを計ろう

土日や深夜~早朝は、インターネットから人が減る傾向にある(ジャンルによっては違うケースもある)。自分の媒体がターゲットにしている人たちのライフスタイルを想定して、ネットに触れている時間帯に記事をリリースするようにしよう。

自分のアカウントもしっかり「育てる」

拡散の時、最もベーシックな方法はやはり自分で記事を共有することだ。普段からTwitterやFacebook、instagramなどを使って影響力を高めておこう。影響力を高めるのが難しい場合は、(これも簡単ではないが)写真を使うと有効だ。最近ではあまりにもクオリティの高い写真で清水寺(Facebook/Tumblr/instagram)が話題になった。まだオープンして間もないが、今日時点でFacebookは7,000件以上のいいね!が、instagramは85,000人以上のフォロワーがいる。写真を使うのであればinstagramは忘れないようにしよう。

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今の時代、写真のクオリティの重要性はどんどん高まっている

ウェブ界隈の人たちをターゲットにする

たとえば将棋業界の人たちをターゲットに記事を作成しても、ソーシャルメディアでシェアされてアクセス数が伸びることは考えにくい。一方で、ウェブ界隈の人たちをターゲットにすると、シェアされやすく、アクセスも伸びるし、被リンクも集まりやすい。ウェブ(デザイン、ディレクション、映像など)といった「業種」のくくりのほか、フリーランス、独立起業といった「働き方」などを話題にするとシェアされる傾向にある。

とはいっても、ブログの方向性によってはウェブ界隈の人たちをターゲットにできないことも多い。そういった場合は、やや無理やりテーマの一部をウェブと紐づけるとシェアされる確率が高まる。たとえば、将棋関連の記事であれば、「プログラマーこそ学びたい、棋士の集中力を伸ばす書籍10選」のような感じだ。(この辺りは本末転倒にならないように注意したい)

集まったアクセスを有効に活用しよう

記事が「当たって」アクセスが集まったら、それを継続化してメディアを安定させなければならない。一度来たユーザーに再訪してもらうにはどんなことをしておけば(orしていけば)いいだろうか。

同ジャンルの記事を追加しよう

ブログのアクセスアップの記事を見に来た人がいたら、次はブログのマネタイズや、ブログでのSEO対策を知りたい、と思うだろう。ブログのアクセスアップの方法を書いたのに、次は「○○という本を読んだ」という記事では、ユーザーは離れていってしまうだろう。

レコメンド、サジェストしてあげよう

記事の最後には、他の記事へのリンクを張っておこう。できれば手動で設定するのが望ましいが、ライターが増えて記事が増えてくると手動で設定するのは手間が非常に大きくなる。そんなときはプラグインで自動化してしまおう。設定をしっかりすればある程度しっかりした導線を作れるはずだ。こうすることで、訪問者ごとの平均PV数がどんどん大きくなる可能性が高まる。

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あるブログメディアの平均PV数(週単位)
記事後の導線を最適化したところ、
平均PV数は1.72倍になった。

「記事との出会い」を演出しよう

記事のレコメンド(おすすめ)やサジェスト(提案)を行う時は、ユーザーのコンテキスト(文脈)を考えるようにしよう。どんなユーザーが、どんな経緯で自分たちのサイトにたどり着いて、記事を読み終わったらどんな気持ちになるだろうか。
たとえば媒体によっては同じカテゴリの記事を提案したほうがいいときもあるし、場合によってはカテゴリではなくて「同じライター」というくくりで新しい記事を提案してあげたほうが興味がわくときもある。「人気記事」の提案はベーシックで効果が高いが、リンク先が固定されてしまう可能性も高い。答えがないので、繰り返しテストをしていきたい。

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予期せぬ出会いが媒体としての深みを増す要素になる

メールマーケティングをしよう(BtoB編)

BtoB向けの自社メディアの場合は、ホワイトペーパーやE-bookを準備しておいて、メルマガ登録を促す仕組みを作ろう。実はEC化(取引のうち、ECに取って代わられた割合)は、BtoCよりもBtoBのほうがはるかに大きい。割合だけでなく、絶対額も大きい。実際、会社で何か取引先を探す必要が出て来たら、ほとんどの人がインターネットを使って探すのではないだろうか。メルマガ登録してくれる人の数は確かに多くはないかも知れないが、その分ロイヤリティは非常に高い。しっかりとおさえておこう。

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 いかがだったろうか。どれも手間はかかるかもしれないが、実践していただければ必ず効果が出るはずだ。不明な点や追加のご要望、ご指摘などは遠慮せず下のソーシャルボタン、またはコメント欄からいつでもどうぞ!

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小林 奨
小林 奨
PAQUEBOT株式会社ウェブディレクター。自社媒体の企画、制作、運用、そして売却と、媒体運用に強みを持つ。ネットショップも複数運用経験あり。

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